入院治療について

拒食症の場合は酷くなると生命に関わる危険があるので、入院して治療が必要です。
標準体重の60%以下に痩せると、全身衰弱になり、重い合併症が起こります。
たとえば、低血糖で意識がなくなる(低血糖性昏睡)
脱水で腎臓の働きが悪くなる(腎不全)
電解質異常(嘔吐や下剤の乱用による低カリウム血症による不整脈)などです。

また、栄養失調で結核の合併もあります。

過食症・過食嘔吐の場合も同様に入院が必要な場合もあり、逆流性食道炎や粘膜断裁による出血など悪化すると重い症状が起きる場合があり、入院が必要になってきます。

また摂食障害の患者は精神疾患が多く、精神的な問題が大きければ精神病院への入院も必要になってきます。

では実際にどのような症状が出ると入院が必要になってくるのでしょうか?

拒食症(神経性食欲不振症)の入院治療の目安

過食症・過食嘔吐の入院治療の目安

精神科病棟への入院適応の入院治療の目安